国見山(関西山岳会4月例会)
山行日)2002年4月21日(日)
(メンバー)赤山、箕口、脇屋、木下、竹林、荒木、豊島、松田、以上8名 (係、木下)
(天候)雨
(記録)朝から雨、「雨天決行」と注記して配布した例会通知が、ずばり的中した感じだ。お陰で天候を気にすることなく集合することができた。近鉄榛原駅前に9時集合、3台の車に分乗して近鉄バスの終点大又停留所の西へ、大又林道終点を目指す。9:45林道終点到着。雨のお陰で登山者が少なく一番奥の駐車スペースに3台とも駐車することができる。この場所に駐車できるのは3台が限度だろう。
 10:06駐車場所を出発。明神谷左岸を歩き出す。4〜5人の登山パーティーがテントを撤収中、「昨夜の飲み過ぎもあり今日は中止します」。結局、この日出会ったのはこのパーティーだけ。
 鉄製の橋を渡って右岸を進み山側に建つ小屋を過ぎると明神谷とキワダサコ谷の出合いに着く、明神谷を渡って直進すると明神平への一般道。われわれは直進せずに左から流れ込むキワダサコ谷へと進む。谷の左岸の急坂を高巻きして谷へ降りる。この辺りは平成10年の台風による影響で倒木がひどく、それを乗り越えて進むのに苦労する。途中谷は幾つかに分かれているが岩をかわしながら谷筋を忠実に詰める。谷の水がなくなってからの最後の急坂は雨のため、まことに滑りやすい。立ち木をつかみながらの急坂を登りきると稜線に12:35到達。稜線に出たとたん東からの猛烈な風、風力7ぐらいか。キワダサコ谷出合いから稜線までは道標も赤テープも全くないが方向さえ間違えず本流を忠実にたどれば稜線に到達する。稜線から少し下がった西側の斜面を風を避けながら山頂を目指す。
 2等三角点の立つ1418.7メートルの国見山の山頂に13:00到着。山頂も風が強い。昼食時刻は過ぎているが、東屋の建っている明神平まで足を延ばすことにする。記念撮影をしてすぐに山頂を離れる。途中、水無山を越えて明神平の東屋に13:45到着。東屋も風が吹き抜けて昼食場所としては不適当。近くの天王寺高校小屋の床下に板で風除けを設けてようやく昼食とする。寒い、いつもならビールが進むところだが殆どの人はビールに手をつけない。ほうほうの体で昼食場所を離れ下山に掛かる。見事な明神滝を左手に見ながらのんびりと下り、13:21駐車場所に無事帰り着き雨中の山行を終える。お疲れさまでした。
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林道終点のスペースで身支度をする。   
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 左岸に掛かる梯子を登る。  

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 倒木を乗り越えて。  

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倒木に埋まりそう。   

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11:25初めての休憩   

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