2015/10/19
拡大運営委員会討議資料
関西山岳会
2015/10/15
議 題(案)
1) 拡大運営委員会開催にあたって・・・ P1参照
2) 関西山岳会の現在の問題点について・・ P2参照
3) 現状の組織、活動実態の確認 … P3〜9参照
4) 今後の対応討議
4) 対策案の決定 … P10参照
5) その他
2015/10/12
拡大運営委員会開催あたって
運営委員・木下 荘
関西山岳会は大正12年(1923年)大阪探駆倶楽部として登山活動を開始して以来、活動の活発な時期、低迷した時期、と状況の変化はありましたが創立以来92年の永年にわたり活動を継続してまいりました。
平成11年(2000年)には、当時、会長の赤山伸夫氏(現在名誉会員)の呼びかけで会の組織を再構築、そのかいあって登山活動も活況を取り戻すことができました。その後、2004年に会員名簿、2006年に役員改選、会則を見直し、その会則では、役員改選は2年毎(再任を妨げない)、会の運営に係る事項は運営委員会で審議決定することになっています。会員のみなさんには、運営委員会、年一回の総会の議事録を通じて日頃の会の活動状況を報告することになっていますが、これも滞りがちとなっています。運営委員会は開かれず、役員改選は、これを怠って9年が経過しています。
その間、山岳会を取り巻く社会環境も大きく変化しました。各所に屋内のクライミングウォールが出現し岩登りは登山技能のひとつではなく、それ自体がスポーツ化、最近は「山ガール」と称する人達のハイキングはブームと言われる社会的現象を生み、六甲山では軽装で縦走路を駆けるトレイルランナーをよく見かけます。
また、プロの山岳ガイドの普及とともにスポーツ店はじめ各種団体の登山教室が随所で開かれ、山岳会に入会しなくても登山技術を習得できる時代となりました。少子高齢化の時代と併せて趣味も多様化、大学山岳会をはじめ各種山岳会への入会希望者が激減しているのはこのような社会環境の変化が大きく影響していると考えられます。
関西山岳会も例外ではありません。総員は35名ですが実働人数は数名と言った状態で、す。会員の高齢化に伴い例会参加者も少なく、ときには流会となることもあるのが現状です。会の規模も縮小、活動内容も変化している状況下にあって2006年の組織運営をそのまま踏襲しているだけの現状は問題だと考え、関西山岳会を存続するには時代の変化に即応し会の実情を直視した関西山岳会の組織・活動はどうあるべきか、を抜本的に検討し方向づけを決定すべきだと思い今回、拡大運営委員会の開催を要請しました。
社会的環境の大きな変化には一組織だけで抗しきれるものではありません。さまざまな制約条件下ではありますが諸先輩の努力で92年続いた伝統ある山岳会です山岳会活動は、仕事ではなく基本的には趣味の会で、強制はできませんがKACのスピリットを活かしつつ現実を十分に認識して会員みんなが楽しめるコミュニティとして全員の協力で今後に継承すべきだ、と考えます。
なお、最後になりましたが去る9月25日にネパールで発生した大地震災害に対して別紙の通り災害見舞金を贈ったことをご報告しておきます。 以上
2015/10/09
関西山岳会の現状の問題点
運営委員 木下 荘
1) 少子化時代を反映して入会希望者が少ない。
2) 会員の高齢化が進み登山活動が低迷している。
3) 2006年の新体制発足以降、運営委員会が開かれていない。
運営委員会は「運営に係る事項を審議決定する」「運営委員会は必要に応じて会長が招集し、会の運営に係る事項全ての事項を審議決定する」ことになっている。が、次年度の山行計画、その時々に新たに発生する問題、役職辞任要請、例会流会の実態、(故)大賀寿二氏の逝去、新人入会後の訓練状況、などの情報が共有されていない。また、解決すべき問題題解決が処理されていない。
現行役員の「事業」「総務」「会計」「装備」「岳連」各担当が現在、どのような活動をしているのか不明。担当者の変更、担当業務の変更があるのか、ないのか、それらが審議・報告されていない。2年毎の役員改選も実施されていない。
4) 総会の報告内容が事前に運営委員会で審議されていない。組織が私物化されている。
平成27年度総会で報告された表彰制度の新設、例会の認定基準の変更、次年度の予算案、Aroud Annapurna Trekking報告など総会での報告事項が運営委員会で事前審議されず、突然、総会で決定事項として報告及び報告を要請される。
5) 地理的・体力的に総会・例会・会の行事に参加できない人からも会費を徴収しているが、その人達に対して総会での決定事項・会の動静・活動報告・現状報告・などが伝達されていないのではないか。
6) KACは大阪府山岳連盟に加入し年間15,130円の加盟費を支払っているが、府山岳連盟とKACは、どのような形で係っているのか情報がないので全くわからない。
以 上
現行役員名簿
2015/10/28
拡大運営委員会での決定事項
関西山岳会
(まとめ)木下 荘
日 時 2015年10月24日(土)午後2時〜
場 所 大阪市北区梅田1-8-17第一生命ビル「ニュートーキョー」 (電話)06-6346-7451
出席者 <運営委員> 6名
山ア信幸、毛利 潔、田川伊三雄、木下鏡子、佐々木健一、
木下 荘、(欠席 脇屋龍人)
<オブザーバー> 3名 (元 会長・理事・リーダー)
箕口一三、竹林松司 井上正明
<決定事項>
1) 運営委員会は廃止し実働メンバーによるリーダー会を置く。
2) リーダー会は代表者1名とリーダー若干名で構成する。
3) この組織改革にともない現役員は全員辞任。新体制の役員を次の通り決定する。
会 長 木下 荘 <※1>
リーダー会代表者 井上正明
リーダー 山崎信幸 他
会 計 岡るみこ
4) 総会、年間・月例の登山計画を含め運営に関する企画、立案は全てリーダー会
が主体的に決定、実施する。
5) 現在の活動実態に応じて会費を見直す。
@ 現行の入会金は廃止。
A 現行の年間3,000円の会費を2,000円、に値下げする。 <※2>
6) 会運営に伴う会員名簿・会則、その他の事務処理は全てリーダー会が担当する。
7) 名誉会長である(故)大賀寿二氏逝去に伴い、現、赤山伸夫名誉会員を名誉会長に推挙する。 <※3>
8) この改革に伴う実施は、会則、名簿など諸手続きを完了し来年度(2016年度6
月)定期総会の承認を得た時点で発効する。
9) 以上の決定事項の趣旨説明を行うため、例年の座頭谷での納会に替えて12月6日に臨時総会を開く。その際、90周年総会が未開催となったこと、現時点での繰越金の有効活用、一部還付の意味も含めて、総会参加費は無料、遠方からの参加者の大阪までの交通費は会で負担する。臨時総会開催案内・運営、会場手配は現役員で行う。
以 上
2015/10/25
拡大運営委員会での決定事項
関西山岳会
会長 山ア信幸
日 時 2015年10月24日(土)
場 所 大阪市北区梅田1-8-17第一生命ビル「ニュートーキョー」
TEL 06-6346-7451
出席者 <運営委員> 6名
山ア信幸、毛利 潔、田川伊三雄、木下鏡子、佐々木健一、
木下 荘、(欠席 脇屋龍人)
<オブザーバー> 3名 (元 会長・理事・リーダー)
箕口一三、竹林松司 井上正明
<決定事項>
1) 運営委員会は廃止し実働メンバーによるリーダー会を置く。
2) リーダー会は代表者1名とリーダー若干名で構成する。
3) この組織改革にともない現役員は全員辞任。新体制の構成を次の通り決定する。
会 長 木下 荘
リーダー会代表者 井上正明
リーダー 山崎信幸 他
会 計 岡るみこ
4) 総会、年間・月例の登山計画を含め運営に関する企画、立案は全てリーダー会が主体的に決定、実施する。
5) 現在の活動実態に応じて会費を見直す。
@ 現行の入会金は廃止。
A 現行の年間3,000円の会費を2,000円、に値下げする。
6) 会運営に伴う会員名簿・会則、その他の事務処理は全てリーダー会が担当する。
7) 名誉会長である(故)大賀寿二氏逝去に伴い、現、赤山伸夫名誉会員を名誉会長に推挙する。
8) この改革は、会則、名簿など諸手続きを完了し、来年度(2016年度6月)総会の承認を得た時点で発効する。
9) 以上の決定事項の趣旨説明を行うため、例年の座頭谷での納山祭に替えて12月6日(日)に臨時総会を開く。その際、90周年総会が未開催となったこと、現時点での繰越金の有効活用、一部還付の意味も含めて、総会参加費は無料、遠方から参加者の大阪までの交通費は会で負担する。臨時総会開催案内、会場手配、運営などは現役員で行う。 以 上