登山報告書 報告者 山崎信幸 2004年4月13日
1.山(場所): 北アルプス 剣岳
2.期間 : 2003年 8月8日〜8月16日
3.参加者 : 計10名
先発 4名 SL 木下 荘 簔口 一三 三好 一賢 竹林 松司
後発 6名 CL 山崎 信幸 林 大助 真浦 洋子
SL 草本 早苗 木下 鏡子 南口 幸子
4.行動記録:
月 日 天気 コース 行動概要
8月8日 曇りのち風雨 大阪ー扇沢 不明
8月9日 曇りのち風雨 大町市内 台風の為停滞
8月10日 曇り時々晴れ 扇沢ー剣沢BC 4名入山 、剣沢ベースキャンプ設営
8月11日 曇り一時晴れ 剣沢BCー剣沢 剣沢〜八峰下部偵察
8月12日 雨 先発3名往路下山、三好氏 1名残留
8月12日 晴れ 大阪ー扇沢 後発6名大阪発ー深夜扇沢駐車場着
8月13日 晴れ時々曇り 扇沢ー室堂経由ー剣沢キャンプ場入山
8月14日 曇りのち晴れ BC−剣岳 BC6:30−前剣ー本峰11:00〜12:00(山名氏の遺品奉納)
〃 ー長次郎右股ー熊の岩14:30ー剣沢ーBC18:30
8月15日 晴れ時々曇り BC−下山 BC8:00ー室堂13:00-扇沢16:00−高山(林氏別邸)21:00
8月16日 雨のち曇り 高山ー帰阪 帰阪16:00
5.状況・感想
先発隊は台風直前に出発し、大町市内の立山プリンスホテルに2泊。
散々な目にあった様子。
後発は幸い天候にも恵まれて、剣本峰に登頂でき、故山名常夫氏の遺品を
本峰某所に奉納できた。八峰Cフェースぐらいと当初考えたが、行動が遅く
雪渓初心者もおり、主稜線も時間がかかりそうに考え長次郎雪渓右股を
熊の岩に向け下った。雪渓も急峻な為、ザイルを一部使用し時間を費やして
BC帰着は日没と同時であった
体力・技術ともこれでいっぱいいっぱいと考え翌日往路を下山。
夏の最盛期のアルペンルートは人で溢れ、待ち時間が長く扇沢着は夕方近く
になっていた。
帰阪時間を計算すると、深夜か、翌朝になる為、林氏の厚意に甘え
林氏の会社の別荘(保養所)の軒下にテント泊となった。
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