期 間 2005年1月22日(日)〜2月14日(月)
参加者 岡田利夫、南野哲男、木下 荘 以上3名
場 所 北海道・名寄市ピヤシリスキー場
記 録
何十年振りかのスキー再開である。会の諸先輩、同僚から何年にもわたってスキーの再開を迫られ、厳しい山行も、そろそろ体力的に負担に感じるようになって来ていたこともあって、どうせ再開するなら、と思って長期間にわたる特訓に挑戦してきた。「40の手習い」にあらづして「70歳の手習い」である。
滞在先の宿はスキー場から車で20分ほど離れた名寄市内の「ホテル海晃」。朝食AM7:30夕食PM6:30規則正しい毎日を過ごした。スキーの指導にあたってくれたのは同行の2人と奈良県の住人であるがスキーをするために名寄市にお一人で移住しておられる南野氏の知人徳島氏である。滞在中、この徳島氏に熱心に指導して頂いた。氏にとっては出来の悪い生徒を相手に苛立つ毎日であったと思う。が、本人はハードな毎日であったがとにもかくにも、どうにか完走することができて大変感謝している。
往路、復路とも南野氏の車を持ち込んでフェリーを利用した。2004年7月就航、航海速力32ノット(約59km)の快速新造船である。往路は舞鶴港0:30発小樽港20:30着。帰路は苫小牧東港11:50発敦賀港翌日20:30着。帰路は佐渡か島沖までは海が荒れていたが、新造船だけあって船内も綺麗で概ね快適な船旅であった。
滞在中は南野氏が腰痛、肩の脱臼に見舞われ、岡田氏は療養中のおばさんの具合が悪くなってr急遽早めに帰阪するなど思わぬアクシデントもあったが、初めて真冬の北海道を訪れ、雪国の人々の生活を垣間見ることができ、北海道の冬の厳しさを体感することができた。特に帰路、名寄の宿舎から苫小牧東港まで吹雪の中のj車の走行はいかに大変かを痛感した。当日、午前中はスキーをして、宿舎を午後4時に出発したが、道央自動車道の滝川〜岩見沢間が吹雪のため通行止めとなり、その間は一般国道を走ったが一般国道と言えども決して安全とは言えず吹雪で全く前が見えない状況での走行の怖さは十二分に味わわされた。PM9:50どうにか目的の苫小牧東港に到着することができたが、悪戦苦闘の6時間50分だった。
肝心のスキーの上達の程度はこの歳での再開、押して知るべしだが、新たな世界が少し広がったのは事実だろう、と本人は満足している。とにもかくにも今回のスキー行でかかわった人々には大変お世話になりました。このページを借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。